Model-7200A ポータブルバランサ/フィールドバランサ
位相測定にはホトセンサとストロボの両方が使えます。
FFT分析をして内蔵プリンタへの印字が可能です。
製品の特徴
- 位相測定にはホトセンサとストロボの両方が使えます。
FFT分析をして内蔵プリンタへの印字が可能です。 - トラッキングフィルタ式バランサであり、回転センサを用いないストロボ式バランサとしても使用できます。
- 周波数分析器として、FFT機能、自動取込機能をもち、内蔵プリンタに印字できます。
- 火力発電所のタービンのバランス取りに多くの実績があります。
その他大型回転機用にも最適です。 - IRD 345というバランサは発電所で多く使われていましたが、製造中止になりました。
それと互換性を持たせてさらに使いやすくしたのが本器MODEL-7200Aです。
構成
標準構成 | |
本体 Model-7200A | 1台 |
動電型検出器 MODEL-2009,B9200,I-544 より選択 | 1台 |
ストロボスコープ | 1台 |
検出器用延長ケーブル 30m( ドラム付 ) | 1本 |
輸送用トランク | 1台 |
反射型ホトセンサー(オプション) | 1台 |
仕様
適合振動検出器 | 動電型振動速度検出器 (下記3種をトリムスイッチで選択) ・ MODEL-2009:感度: 19.7mV/mm/s 入力抵抗: 10k Ω ・ B-9200 :感度: 19.7 m V/mm/s 入力抵抗: 10k Ω ・ I-544 :感度: 42.5 m V/mm/s 入力抵抗: 1 M Ω |
振動検出器入力 | A,Bの2入力を選択可能 |
回転信号入力 | 1回転1パルスの 0~5V 立ち上がり信号回転表示及びトラッキングフィルタの位相基準用 |
AC OUT | 振動波形出力 ± 2V/FS 出力抵抗 100 Ω |
計測表示窓 | デジタル LED 表示器及びランプ ・回転数表示 : 500~10,000rpm 分解能1rpm ・ FIL OUT 振動値表示 :オーバオール振動値を表示 ・ FIL IN 振動値表示 : TRACKING 又は MAN.TUNE 時のフィルタ通過値を表示 ・位相角表示 : 0~359deg 表示 回転パルスの立ち上がりから回転成分の振動波形の正のピークまでの位相角を表示 ・ LOCK ランプ :回転信号又は内部発振器に同期した時 ON ・ INPUT SEL ランプ:現在計測中の入力チャンネルを表示 ・単位ランプ :加速度、速度、変位、の単位のいずれかが ON |
アナログメータ | 0~1, 0~3 の2重目盛り ・FIL IN 時 : TRACKING 又は MAN.TUNE 時のフィルタ通過振動値を表示 ・FIL OUT 時 :オーバオール振動値を表示 |
プリンタ | 内蔵サーマルプリンタ ・PRINT :任意のタイミングで現在の計測値をプリントアウトする ・ ANALYZE :振動波形を取り込んで FFT を行いグラフ及び上位 5 個までのピークリストをプリントアウトする ・ AUTO LOG :設定された条件により Ach,Bch の計測値をプリントアウトする |
振動測定周波数範囲 | 10Hz~200Hz( ± 0.5dB) |
フルスケールレンジ | ( 10dB ステップ) 延長用検出器ケーブル ・変位 : 1, 3.16, 10, 31.6, 100 × 1/100mm (P-P)フルスケール ・速度 : 1, 3.16, 10, 31.6, 100 mm/s (Peak) フルスケール ・加速度 : 1, 3.16, 10, 31.6 ,100 m/s 2 (Peak) フルスケール |
ストロボバランサ機能 | (FILTER:MAN.TUNE) 内蔵発振器の周波数を中心周波数とするフィルタを通した振動位相で発光する (300 ~ 10,000rpm) |
自動取込プリント機能 | •回転数変化ピッチ及び時間経過ピッチの設定による OR 動作で自動的に振動データを取り込み、時刻データとともにプリントする |
トラッキングフィルタ機能 | (FUNCTION:TRACKING) 回転センサの信号でトラッキングフィルタによる自動チューニング |
電源 | AC100V ± 10V 、 定常時 1A 以下、 使用ヒューズは 2A |
寸法、質量 | (W)300 × (H)123 × (D)230mm 、4.5kg |
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