“Jazz”


本社営業部のRです。
私は趣味でジャズギターをやっています。
吉祥寺等の中央線沿線のジャズライブハウスでライブをやったり
セッションをやったりと楽しいジャズライフを送っています。

ギター、ベース、ドラムのトリオでバンドを組んでます。
バンド名は”Triaxial”。
3軸加速度センサ(Triaxial Accelerometer)から名前をつけました。
リーダーはなくて3人が対等にやって、その合力でベクトルが決まる、という感じの。

ジャズではどのように音楽が進行していくのかを説明させていただきますと
イントロ->前テーマ(曲のメロディ)->各楽器のソロ->4バース(4小節ごとにドラムとソロを交換)
->後テーマ->エンディング
のような流れになっています。
各楽器のソロは曲のコード進行に沿って即興でメロディを作っていきます。
ドラムはリズムを刻み、ベースは低音部のラインを作り、ピアノやギターはコードで伴奏します。
ドラム、ベース、ピアノ、ギターの伴奏も即興で行い、ソリストが盛り上がってくればそれに応じて
盛り上がったり、それに応じず無視したり、と各楽器間でコミュニケーションをとりながら
音楽を作っていきます。

他の音楽にはない、自由度がジャズの魅力であると思いますが、自由すぎるとわかりずらくなり、
聴いていてつまらない、ってことになりかねないところが難しいところかと・・。

最近は”セッション”をやるお店も増えてアマチュアミュージシャンが増えている気がします。
セッションというのは、お店側がこの日の何時からセッションをやります、というスケジュールをあげると
セッションに参加したい人が楽器を持ち寄ってそのお店に集まり、その参加者によって
その場でメンバーを決めて曲を決めて演奏を楽しむ、というものです。

セッションではセッションホストという人がいてベース、ピアノが上手い人(プロの場合もある)がやったりします。
ホストが
“では、まずはドラムはAさん、ベースはホストの私、ピアノはホストのBさん、
でサックスはCさん、曲は何をやりますか?”
などと声をかけてくれて、
“では、枯葉で!”
のように曲のテーマを弾く(吹く)サックスやトランペット
などの菅楽器奏者が曲を決めたりします。

ジャズではスタンダードナンバーというジャズミュージシャンなら知っているよね、
って曲が1000曲くらいあります。
そのうち、100曲くらいがよくセッションで演奏されているので、
その場で演奏して楽しめる、というわけです。
最近はみんなが共通して持っているスタンダードの曲集もあるので、
よりセッションがやりやすくなってきています。

さあ、今日はどこのお店のセッションに行こうかな?

Footprints (Wayne Shorter)

 

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