ジャズの練習


本社営業部のTです。
私は35年ほど、ジャズをやっているのですがここ2年半ほど、
ジャズの基礎から習い直してます。

先生はジャズピアニストのNori Ochiaiさん
https://noriochiai.blog.jp/archives/cat_1116608.html

ニューヨークで10年くらい修行をされてきた方で、最初に聴いた時は
昔、ニューヨーク旅行した時に聴いたピアニストたちと同じ感じが
しました。

レッスンではピアノスタジオを借りて、私がギター、先生がピアノを
弾きながら主に習っているのはジャズのリズムです。
先生のブログからジャズのリズムを要約すると

・ジャズのリズムの基礎
弱拍(2、4)の感覚、アップビート(各拍の裏)の感覚、そして3連音符の感覚、意識
を鍛える事で、言葉にしたら一瞬で済んでしまいますが、習得するのはそんなに簡単ではないのかもしれないです。

最初の半年くらいは、メトロノームを弱拍(2、4)に鳴らしながら、
またそのアップビート2裏、4裏に鳴らしながら簡単な曲を弾いてましたが、
自分では気づかないうちに1,3にメトロノームが鳴っていたり、と簡単にずれます・・。
特にギターを弾きながらメトロノームがどこで鳴っているのかを意識する、
聴く、ということが非常に難しい。
これは未だに、かなり注意深く意識して練習しないと簡単にずれます。

・ダイナミクス、トーン
ギターの音色や強弱、音の繫がり、等が実はかなりスイングするかしないかに関係しています。
英語の発音と日本語の発音の違い、みたいなところをイメージすると日本人には
スイングすること自体が難しいのがわかります。
英語のようにかすれた音、殆ど聴こえない音、のゴーストノートというものがあり、
それを聴き取るのも非常に難しいです。
それに対して日本語は全ての子音に母音がついて、一つ一つの音をはっきりと発音します。
その感じでジャズのフレーズを弾いてもカチカチカチ、という感じでスイングしません。

・フレーズ
ジャズのフレーズ自体も非常にスイング感と結びついています。
スイングフィールが無い人がフレーズを作ってもスイングするフレーズになりません。
私も最初はフレーズを作ろうとしてNori先生に添削してもらってましたが、
何度も直されてなかなか良いフレーズが作れませんでした。
今は、CD等から好きなプレーヤー(ギターだけでなく、サックス、トランペット、ピアノ等)の
フレーズを聴き取って譜面に起し、練習しています。
上記のゴーストノートやリズム的に難しいもの(自分にないリズム感のもの)を聴き取るのは非常に
難しいです。
何度も同じ個所をリピート再生させて、一緒に歌ってみて、聴き取り、ギターで練習します。

上記の練習しているものを都度、録音して、聴いておかしな箇所を直していく、
という非常に地味な作業が私の行っているジャズの練習です。

日本の武術、芸事では”守破離”、世阿弥の”序破急”など、何事も基礎が大事で基礎の上に応用があるのですが、
私はずっと基礎を飛ばしていたようで、ここ2年半で基礎の大切さを痛感しました。

と、毎日定時で帰って上記のような練習を2年半行ってきました。
2025/5/5にいよいよNori先生と一緒にライブをやることになりました。

ドラムはNori先生ご紹介のプロドラマー、森永さん、ベースはご近所の盟友、青谷さんです。

お時間あれば是非、観に来ていただけると嬉しいです。

JAZZ LIVE
谷口 了太(G) 青山 美明(B) Nori Ochiai(P) 森永 哲則(Ds)
2024年5月5日(祝、月)open13:30 start14:00〜 MC¥2,500+2オーダー
吉祥寺 MJ Smile
〒180-0003 武蔵野市吉祥寺南町2-4-15-2F
吉祥寺駅南口(公園口)より徒歩2分
TEL 0422-24-6541
https://www.mjsmile.com/

 

 

 


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